このページでは富士家がオープンした2017年から、現在(2023年始)までの歩みをご紹介致します。
体験教室の前身「サムライゲストハウス」
富士家がオープンする前、当社は山梨県富士吉田市にてゲストハウスを運営しておりました。ゲストハウスの名前は「サムライゲストハウス」。富士山の絶景スポットの忠霊塔から比較的近い位置でしたので、多くの観光客の方にご利用頂きました。

オープンして第一号のお客さま
ただ泊まるだけではなく、「もっと楽しんでもらいたい」「山梨の食文化を知ってもらいたい」という思いからゲストハウスの隙間時間を使って体験教室を始めました。富士五湖エリアは天気が悪いと富士山も見えず、遊べるような場所も少ないのが現実としてありますが、天気が悪くなった時に少しでも良い思い出になれば良いなという思いもありました。
ゲストハウスとしての利用者は、海外からのお客様が8割方占めておりましたが、体験教室に関してはほとんどが日本人のお客様でした。これは意外な発見になりましたが、郷土料理作り体験どいうカテゴリーにおいては国内外問わず興味を持たれる分野なのだとこの時気付きました。
山中湖にて大規模店舗をオープン
2017年12月にオープンした富士家は、2019年末には隣町の山中湖にて新店舗をオープンすることになりました。
新たにオープンした理由は、それまで体験教室は実質的に【ゲストハウスを間借りする】ような形で行っていました。しかしゲストハウスはそもそも狭く大人数では使えないこと、宿泊のお客様もいることがあるのでもっと広くて体験教室を専門的におこなえる場所を探し始めたのがきっかけでした。
翌年3月には過去最高の修学旅行生120名の団体予約が入った矢先、コロナになりました。
当然団体予約もキャンセルになり、その流れで山中湖店とゲストハウスも閉店することになりました。
しかしながら、100名を越えるポテンシャルを富士家は秘めていると確信しました。
河口湖に新店舗を構える
2021年5月に現店舗である、富士吉田河口湖店をオープンしました。
河口湖駅から徒歩15分、高速ICからもすぐ。店内の広さは155㎡と申し分なく、これまでにないほど体験教室にぴったりの店舗を構えることが出来ました。
元々うどん屋さんを営んでいたお店だったので、調理設備も揃っており、体験教室だけではもったいないということで、ランチ営業にも力を入れ始め、人材も増やしていきました。
また、これまでの体験教室のマニュアルももう一度見直し、どうすればこの店舗を100%活用できるのかを考えました。
これまで、ゲストハウス・居酒屋で体験教室を運営してきましたが、お店の広さに応じて物の配置や人が動く導線をしっかり考えれば、色んな施設で体験教室は組み込むことが出来るのだと確信しました。
記念すべきフランチャイズ1号店がOPEN
オープンした翌年の2022年はコロナも落ち着きを見せ始め、コロナ禍で修学旅行を控えていた学生さんを中心に団体での予約が増えてきました。
8月には体験教室のみで過去最高の299万円の売り上げを達成しました。
物販・ランチ・もの作り体験の売上も合算すると、350万円を突破しました。
天災やコロナのような外的要因に左右されたことは紛れもない事実ですが、富士家の体験事業の秘める可能性を再認識しました。
そして、フランチャイズ事業にも着手をし、2022年7月に記念すべきFC1号店が東京都駒込にオープンしました。メインとなる体験は「蕎麦打ち」です。
元々飲食店を営んでいたオーナー様でしたが、昼間の空き時間をうまく活用し試行錯誤を重ね、半年後には70万円の売上を達成しました。駒込店は本店のような広さは無く、一旦はオーナー様一人で店を回している状態でした。これは本部の私たちの想定よりを大きく上回った結果となりました。
いよいよフランチャイズ展開へ
2023年はフランチャイズ展開元年とし、最終目標は47都道府県に富士家ブランドを展開します。
「伝統を継承し、食をエンターテイメントに。」の企業使命のもと、日本各地の郷土料理や名物を世界中の皆様に作って、食べて、学んでいただき、食のエンターテイメントを提供していきたいと思います。